平素は格別なるお引き立てを賜り誠に有難うございます。
現在の私たちを取り巻く環境として、コロナ禍における先行きの不透明感や、東日本大震災から間もなく10年を迎える状況を顧みると、県内の建設需要は減少傾向が予想されています。
しかし、中長期的に見れば担い手不足と人口減少による人手不足は一層深刻化していくものと考えています。
現場で働く私たちの仕事は、経験と知識が重要な仕事です。
天候にも左右され、時には過酷な部分も多く、沢山の情報が行き交う現代社会では、若い人たちにとって建設業が魅力的に感じられない仕事だということは一つの事実なのかもしれません。
しかしながら、実際に自らの手で、またチームとしてコンクリート構造物を作り上げていく私たちの仕事は、自信を持ってやりがいに溢れる仕事だと思っています。作り上げる過程は一人一人の技術と経験として財産になっていきます。 現場毎に合わせた作業は、人の手でなければ作り上げる事が出来ない分、時代の流れに大きく左右されることのない、また代わりのきかない希少価値が高い仕事になりつつあるのではないかと日々感じています。
私達は仕事の魅力発信を通した業界のイメージアップ、雇用環境の改善、担い手の確保、初心者でも技術を磨いていける研修体制を進めて行くと共に、若手からベテランまで全世代の人達が活躍する工務店を目指して参ります。
何より、社会基盤事業の一翼を担う企業として、信頼と実績を積み重ね、今後も地域社会に貢献できる会社として成長していきたいと思っています。
今後とも益々のご支援とご愛好を賜りますようお願い申し上げます。
有限会社多田工務店
代表取締役 多田 飛鳥